皮膚・皮下腫瘍摘出術
皮膚・皮下腫瘍摘出術
「体にいつの間にか、しこりや盛り上がりができている」
「だんだん大きくなってきた、時々赤く腫れて痛む」
「他院で『放っておいて大丈夫』と言われたが、悪いものでないのか気になる」
皮膚やその下にできる「しこり(腫瘍)」の多くは良性ですが、自然に消えることは稀で、放置すると炎症を起こしたり、徐々に大きくなって手術の傷跡が長くなってしまったりすることがあります。
YAGO PLASTIC SURGERY では、これら皮膚・皮下腫瘍の摘出を健康保険適用で行っています。単に取るだけでなく、形成外科専門医として「いかに傷跡を小さく、目立たなく仕上げるか」にも気をつかって行います。

当院で治療可能な主な疾患は以下の通りです。
粉瘤(アテローム)
内腔が皮膚で覆われた袋ができ、ターンオーバーのため皮脂や角質が溜まったものです。中央に黒い点(開口部)が見えることが多く、放置すると細菌感染を起こして赤く腫れ上がることがあります。くり抜き法という小さな傷での切除が好ましい場合もあります。
脂肪腫
皮膚の下に脂肪の塊ができる良性腫瘍です。柔らかく、ゆっくりと大きくなるのが特徴です。筋肉の間など深い場所にできることもあり、エコーによる診断が必要なことがあります。
石灰化上皮腫
子供や若い方の顔や腕によく見られる、石のように硬いしこりです。皮膚が少し青白く見えることもあります。
ほくろ・皮膚良性腫瘍
盛り上がったほくろや、イボ状のしこりなども、診断の結果に応じて鑑別をつけるために切除術を行います。自費治療となることがあります。
当院では、形成外科医としては当たり前ではありますが切開の方向を皮膚のシワのライン(RSTL)に一致させ縫合を行います。粉瘤の場合くり抜き法という傷の小さくなる方法が適している場合もあります。
局所麻酔時には、極細の針や、痛みを和らげるための工夫(冷却や中和剤の使用など)を行い、手術中の痛みはほとんどありません。手術時間は内容にもよりますが、15分〜30分程度で終了し、そのまま歩いてお帰りいただけます。
保険治療での切除の目的の多くは病理診断です。摘出した腫瘍は、専門の検査機関にて「病理組織検査」を行います。
診察・カウンセリング
視診・触診を行い、必要に応じてエコー検査等で腫瘍の深さや性質を確認します。
手術日の予約
手術内容、費用、術後の注意点を丁寧にご説明し、手術日を決定します(※緊急性の高い炎症性粉瘤などは当日対応する場合もあります)。
日帰り手術
局所麻酔下で行います。意識ははっきりしていますが、手術中の痛みはありません。
術後ケア・抜糸
翌日に傷の確認、約1週間後に抜糸を行います。
本手術は健康保険が適用されます。費用は「腫瘍の大きさ」や「部位(露出部か否か)」によって厚生労働省により定められています。
| 項目 (3割負担の場合) |
目安費用 |
|---|---|
| 皮膚・皮下腫瘍摘出術 | 約5,000円 〜 15,000円前後 |
※上記に加え、初再診料、処方箋料、病理組織検査代(約3,000円)など別途かかる費用がございます。
はい。炎症を起こした粉瘤などは、放置すると悪化する可能性があり、早急に切開排膿(膿を出す処置)を行うと強い痛みなど自覚症状も改善します。
傷跡が全くゼロになることはありません。赤みは数ヶ月で落ち着き、最終的には目立ちにくい白い線になります。
手術当日はシャワー浴を含め控えていただくのが良いです。傷の大きさによって翌日または翌々日以降は患部を濡らしても問題ないケースがほとんどですが浴槽の水は汚いので基本的にはシャワー浴でお願いしています。
「これくらいのしこりで受診してもいいのかな?」と迷われる必要はありません。良性のしこりであっても、ご本人にとっては大きな悩みになりえます。保険診療であっても美容外科的観点を用いて診療にあたります。「早く相談すればよかった」と言っていただけるよう、診療させていただきます。
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